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Channel: 六甲山あちこち日記

今シーズンラストは【雪彦山/地蔵岳 東稜】へ

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2012.11.21
 
前々から行きたいと思っていたマルチピッチの関西入門コース【雪彦山/地蔵岳 東稜】に
OKGさんの案内で行ってきました
 
林道の東屋の脇に車を駐車して、しばらくハイキング道を下り
谷と合流するここから、急坂を突き上げる 
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「岩場」は、たいていそうですが・・・ここも、アプローチは急登&バリである 
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取付きに着いて、ホッとした。
 
今回のルートはこんな感じ
【正面壁】に比べれば、傾斜はずいぶんマシである
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stピッチをリードするOKGさん
 
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stピッチをフォローする 
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4ピッチを終えたところで地蔵岳のピークが見えてきた
見上げると結構な高さでプレッシャーがかかる 
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【馬の背】を登攀し
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そして、これが最後の登り 
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ここは私がリード。もちろんノーマルルート
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地蔵岳山頂に着きました。ピークからの景色はいつも格別です!
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フォローをビレイ
ピークハントのあとのビレイは結構楽しいo(^o^)o くつろぎ過ぎかも・・・(^_^;)
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このあと、ピークの支点からTPで別ルートを2本登り、
下山は、ハイキング道を使って東屋まで帰ってきました
 
【雪彦山/地蔵岳 東稜】は、4ピッチ目のチムニーでは少し緊張しましたが、
総じて楽しかったです
冷たい風も吹かずこの時期としては快適なクライミングで、
今シーズン最後にここに来れて満足満足

【高御位山】 with ぶうママ

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2012.12.5
 
ぶうママと、姫路の東にある播磨富士=【高御位山】(304.2m)に行ってきました
 イメージ 1
 
 
【公園墓地】の駐車場に車を止め
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ここは平地歩きのほぼ中間にあり、
トイレもあって、便利
 
これから歩く【高御位山】の稜線がはっきり見えます
 
今回はここから時計回りに歩きます
 
 
 
 
 
 
20分ほど車道を歩くと【鹿嶋神社】の本殿に着きました
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 立派なお社です
 
 
 
 
 
 
 
 
【百間岩】へは、この赤い鳥居(お稲荷さん)をくぐって先へ進む
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せっかくなので、
商売繁盛?を願って手を合わせました
 
 
 
 
 
 
 
15分ほど登ると、このコースでは有名な【百間岩】の尾根イメージ 13
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
草木もなければ道もない露岩帯である
ところどころ、白いペンキの○印がある
 
 
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 ぶうママが○印に沿って
 ”三点確保で登っていく
 
 
 確かに・・・
 足を滑らせたら・・・
 下まで滑落するのは理解するが、
 
 
 
 
 
 
 
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 そこまで慎重にならなくても・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここでおおいに景色を楽しんだ()
 
 
【百間岩】のピーク
これから歩く【鷹ノ巣山】(250m)・264mピーク】・【高御位山】(304.2m)までの稜線と道がよくわかる
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264mピーク】まで来れば、今度は高御位山】まで道が一望だ
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薄日の天候でしたが、風はあまりなく、ここで50分昼休憩
西に歩いてきた稜線、
東にこれから歩く稜線、
南に瀬戸内海 が見渡せて、とても気分が良かったです
 
高御位山】へ登る途中No.1 
振り返ると、【264mピーク】が見える
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15分しか歩いてないのに、「あそこから下ってきたんだなぁ」
と感無量になれる
 
 
 
 
高御位山】へ登る途中No.2 
こんなハイキング道もある
この山系は岩場が多くておもしろい
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山頂に着きました
さえぎるものがない山頂からの景色はすばらしい
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山頂には神社があり、
簡易トイレもあって,
とてもきれいに掃除されていました
 
 
それより驚いたのは、
山頂が大きな岩場であったことだ
 
 
クライミング用のハーケンが打たれていないかと
探してみたが、全くない
 
それは、ここが信仰の山であるからだろう
 
それでも登りたい輩は、いるようでした
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 ご満悦~ 
 
 
 
 
 
 
 
 
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帰りは、【長尾尾根】を下山、この道も岩尾根の連続で
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振り返ると、【山頂】はみごとな岩場
 
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民家横のあぜ道に下山しました
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低山なのでハイキング程度に考えていましたが、
高御位山】は岩稜の山で、なかなか楽しかったです。
 
時間に余裕があったので、
帰りに、隣の【桶居山】への登山口=【山神社】に立寄ってきました。
ここも同じような岩稜の山で、もっと楽しめそうです

やっと踏破した【青谷東第3尾根】

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2012..12.2312.29
 
2012年の初登りは【摩耶山/青谷東第1尾根】だった
下山は【青谷東第3尾根】に挑戦したが途中で道がわからなくなって引き返し、消化不良になっていた
これは消化しておかねば・・・と、今度は登ってみることに!
登りだから楽勝だろうと思っていたのだが・・・
 
イメージ 16
赤:青谷東第1尾根           
緑:  同 第3尾根           
桃: ? (ミスしたルート。通行不可!)
 
前日に"連れさん"のブログを見て予習
 
【神戸高校】を通過すれば、すぐに【上野道】の山道に入る 
イメージ 1
 
この分岐を左に折れてしばらく行けば、『目印=赤白テープ』があるはずだった。。。
イメージ 2
 
 しばらく行くと、、、谷が分かれている
イメージ 17
"正面の尾根が第3尾根にちがいない!"
(そもそも、この思い込みがいけなかった。登り口は(この写真を撮った場所の)左後ろにあったのに
谷が分岐していることに気を取られて全く気づかなかったのだ)
 
登り口は左右どっちの谷の斜面にあるだろうか?
左俣は、すぐに堰堤があってこれを巻く道が見当たらない
右俣に進むと、赤テープが2つあったが、そこで踏み跡がなくなってしまった
 
しばらくあたりを見回していると・・・
年配の3人組が現れ、右俣の右斜面にテープを見つけて登りだした
そっちは第3尾根と違うやろと思いながら静観していると、
「アカン!道ないわ」と言って降りてきて、そのまま来た道を戻っていった
 
《疑問 その1》 彼らはどこに行こうとしてたのか?なぜここに迷い込んできたのか?
 
さて、こちらは、『人の心配より自分の心配しろ』状態イメージ 18
どうしようか? もう踏み跡はない。でも尾根は見えている。
 
 
尾根まで行けばなんとかなるだろう
・・・と登ることにした
 
が、、、これがたいへんだった
花崗岩のザレた斜面は踏ん張りが効かない。
その上には落葉のじゅうたん
じゃまになる低木はあまりないが、
木と木の間が離れていて手掛かりがない
 
そこで、、、
木の根元に足を置き、
→ 一歩踏み出して、
→ ストックのT字部分を上部の木に引っ掛け、
→ 這い上がり、
→ もう一方の手で上部の木をつかみ、
→ 体を引き上げ、
→ つかんでる木の根元まで足を持ってくる
・・・・・・の繰り返しで尾根まで登った。
ほとんどクライミングと同じムーブである()
 
そしたらやっと踏み跡らしいものがでてきたイメージ 19
あとは、尾根に沿って登るだけ!
ついに水平道に出た!
・・・と思ったら【上野道】だった。
 
(これは、大晦日に爽ちゃんがくつろいでいた
倒木です)
 
 
ルーファイ大失敗でした
 
 
 
 
 
かといって、やり直す気持ちにはなれず、そのまま摩耶山頂の【掬星台】まで登って昼食にした
(この後、はるさんが【掬星台】にお泊まりにきてたらしい・・・ニアミスでしたね!)
 
今日はこれからどうしようか?
このまま帰ってはストレスである
【青谷東第3尾根】の登り口を確認しないと気がすまない
 
午後1時50分に下山開始
再び朝に迷った谷の分岐付近に戻ってウロウロ、キョロキョロ
 
《疑問 その2》 登り口の目印=赤白テープはどこだぁ~?
そしてやっとそれらしいところを見つけて、その日は退却した
 
 
・・・・・・ 時は変わって、翌週
 
今回は(ボラがないので)ぶうママもいっしょに行くという
さて、ここで不安系の疑問が。。。
 
"連れさん"のブログ情報によれば、
【青谷東第3尾根】の取付きは、「ドロドロ、ズルズル、落葉いっぱい、手掛かり一切なし」
とのことだ。しかも前夜は雨だったのだ
 
《疑問 その3》 "ぶうママ"はこの核心部を登れるだろうか?
 
・・・ということで、不安と疑問をかかえながら、楽しいリベンジが始まった
 
先週と同じ道を歩いて【神戸高校】 → 【上野道】 → 【分岐】  
この分岐に地図を書いた看板がある
イメージ 3
よく見るとかなりデタラメな地図である
.『通行止め!』 とあるところには【上野道】よりきれいな道がある
2.【楽生公園】 → 【あじさい公園】 → 【マヤ山上】へ行ける道が描かれているが、
  道は【あじさい公園】で終わっている
 
《疑問 その1》彼らはどこに行こうとしてたのか?なぜここに迷い込んできたのか?
の答えは、→ 年配3人衆はこの地図にしたがって歩んできたに違いない
         引き返して正解である
         明らかに道はなくなってしまっているのだから・・・
 
今日もこの【分岐】を左に折れ、
楽生公園】を経て、
イメージ 4
 
【あじさい公園】手前のここ()が登り口!!!
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先週はなぜここを通り過ぎたのだろう?
 
 2012年1月(左)と
12月(右)を比べて見てみましょう
イメージ 6イメージ 7 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(↑)"連れさん"ブログより
 
《疑問 その2登り口の目印=赤白テープはどこだぁ~?
の答えは”テープはどこにもないが正解でした
     木に巻かれていた赤白赤のテープはこの1年ではがされていたのだ
 
ここからいきなり核心部、私が先頭で登る。
連れさん情報通り、ズリズリと両足がすべり、手掛かりもない。
スメアリングの要領でなんとか平なところまで登り、振り返ると・・・アレ?ぶうママがいない??
 
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《疑問 その3》 "ぶうママ"はこの核心部を登れるだろうか?
の答えはあまりにズルズルなので、エスケープして「ヤブこぎ」したが、正解!()
      せっかくピッケルを用意したのに使いこなせなかったようだ。。。
 
この短い区間を突破すると、踏み跡が現れ、
そして関電道らしき水平道にたどり着く
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これを左に取れば、1月に迷った広場に合流した
 イメージ 10
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここからロープ場を登り
 イメージ 11
   急坂をピッケルの練習しながら・・・(笑)
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【上野道】に合流
 
ここまでくれば慣れた道だが、
合流地点からすぐのところに【青谷道】へのトラバース道らしきものをみつけると、
ぶうママは「行ってみよう」と・・・足はすでにそちらに向かっている
イメージ 13
少し遠回りだと思いますが、しっかり整備されていました
危険な場所には倒木を使った手作りの手スリがあります
 
やっと、【掬星台】に到着
 
帰路は、天狗道 → 稲妻坂 → 市ケ原 → 布引の滝 のルートで下山し、
 
北野で、"ぶうママ"が今日のメインイベントとしていた【デリー】での反省会で締めくくりました
 イメージ 14
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近くだからといって、標識や看板地図やテープを頼りに登山したらダメですね!
たいへんなめにあいました。それでも楽しかったけど・・・()
『地図はどんな時でも携行しないといけない』と思い知った山行でした
 
 

【奥高座】&【なかみ山】のんびり散策

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2013.1.13
 
今日の天気予報は最高気温は11℃ と久しぶりに10℃を上回る
今晩から雨という予報なので、日中はきっと暖かくて風も弱いだろう
こんなときは、のんびりと” 先を急ぐことなく山を満喫したくなる
 
そこで、【奥高座】周辺~【なかみ山】を散策することにした~(^◇^)/
 
朝寝坊+駅近でモーニングセットで、
【芦屋川駅】に着いたのは10時半だった。(のんびりも程度問題か…()
 
【奥高座の滝】
この滝は3段になっている。
直登を試みるが、2段目で断念。
滝の左岸を少しヤブ漕ぎして、踏み跡に合流した。 
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ここから高座谷左岸の道を歩き・・・
 
【水小屋】に到着
ここで昼食を計画していたが、談笑するグループに占拠されている
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【水小屋】から急坂を登る → "展望の良さそうな岩場"を発見!
岩場の先端に立つとまるで自分が鳥になったかのような素晴らしい景色だった 
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左側には【黒岩】の象徴の松が見える
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ここで昼食
【荒地山】・【なかみ山】周辺には、
【チーズロック】【ビッグボルダー】【ブラックフェース】【黒岩】など景色の良い昼食場所がたくさんあるが、
イメージ 9ここも Good でした
 
 
 
リングボルトや
ハンガーボルトのネジ?
が残ってます(→)
 
 
下を見たら、
6m+6mぐらいのルート
です
 
 
 
 
 
 
さらに道は上に続いていて
 
この道から見える巨岩① イメージ 10
 
  この道から見える巨岩②
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この岩にもリングボルトが見える(→)
 
 
ボルダリングできそうな岩が多くて飽きないところでした
 
 
 
 
登りつめると、【荒地山】→【魚屋道】への稜線に出た
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ここから【荒地山】の山頂までは近い
歩き始めてすぐだった。すれ違う人に挨拶しようと顔をあげて・・・驚いた w(゜o゜)w
ウワッ!”ウリさんだ!”
 
出会ったのが狭い道だったので、少し戻り、
さっそく今知ったばかりの合流地点で道を説明すると、
「行ってみる」とその道を歩きはじめる"ウリさん"
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初めての道で大丈夫だろうか?と後で気になったが、杞憂でした
 
 
それから、【荒地山】の山頂に行き、【黒岩】方向に下って、
 
【プロペラ岩】を視察
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思ったより高い岩だ。下まで1520mぐらいだろうか?
"はるさん"がここを登ってみたいと言ってたけど、むずかしそうである
最後は完全にスラブで明確な手掛かりはない・・・(汗)
 
そして、【黒岩コース】を下り、
【宝寿水】を汲んで
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PM3:00だというのに若人で賑わう【風吹岩】を経て イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ひさしぶりにメジャーなコース【中央稜】を下って
【芦屋川駅】に戻ってきました。
 
 
今回は時間も気にせず、知らない道を"探検気分"で歩きました
こんな山歩きは楽しいですね!
(どの辺に合流するか見当がついてるから安心して探検できるのですが・・・) 
 
 

スノーシューハイク in【蒜山高原】

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2013.1.2021
 
スノーシューハイクをしに、ぶうママと【蒜山高原】に行ってきました
今回は、大阪から日本交通高速バスに乗って、【江府IC】で下車、
ここから宿の車で送迎してもらうという楽々プラン
 
お昼過ぎに【休暇村 蒜山高原】に到着して、チェックインまでの間、
【上蒜山】の登山口まで雪の様子を見に行く
『あわよくば明日登ろう』という淡い期待を持っていたのだが・・・積雪量は1m
 
【上蒜山スキー場】の登山道標識の前は、ツボ足なら膝までの雪。雪質もやわらかい
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トレースはスノーシューが一つだけ。 とりあえず、これを頼りに進んでみるが・・・
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『やっぱりムリ~』と悟って、退散
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【休暇村】に帰って、部屋の前の傾斜で暗くなるまでシリセードで遊びまくりました(笑)
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【休暇村】の食事は、バイキングです
(夕食の一部)                 (朝食の一部 イメージ 12
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翌朝、部屋からの景色
(左が【上蒜山】 右が【中蒜山】 手前の雪原が【三木ケ原】)
なんとか天気ももちそうだ
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今日はこの雪原の向こう側の森=【蒜山高原キャンプ場】までスノーシューハイク イメージ 15
 
【上蒜山】をバックに
イメージ 3イメージ 4 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【大山】をバックに
イメージ 5イメージ 6 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どこまでも続く新雪。行きたい放題。スノーシュー天国です。
ここは、雪のない時は牧場らしい
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目的地:【蒜山高原キャンプ場】に到着
 管理棟の軒先で、ランチタイム
ほとんど風もなく、人もなく、白い大自然にイメージ 8我々だけという贅沢
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帰路も同じコースを新雪を踏みながら、歩き回りましたが、
気温が高かったからでしょうか?雪質はやわらかくて、スノーシューでもラッセルでした
 
 
そういえば、今まで、雪山といえばトレースのある道しか歩いたことがありませんでした
初めてのコースをラッセルする大変さ(急な坂道)と醍醐味(なだらかな坂道)
を味わえた楽しいスノーシューハイクでした

大岳・北横岳周遊

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2018.11.16

北八ヶ岳の大河原峠~双子池~大岳~北横岳~亀甲池~大河原峠の周遊を計画したが、家内はこの日蓼科~八子が峰~白樺湖のコースを歩くという。
単独山行になってしまったので、久々にブログをアップしようと思います。

朝、まずは車で家内を蓼科・親湯登山口まで送り、それから蓼科山のすそ野を時計回りに270度走って大河原峠(2093m)に行く。ここが今日の出発点。

出発!左手・双子山方向からの日差しがまぶしい。
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双子山に登る途中にどういうわけかケルンがある。
そこから後立山連峰が見えた。
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双子山(2224m)の山頂はなだらかな草原地帯
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双子山の山頂から、これから登る大岳(左ピーク)&北横岳(右ピーク)が見えます。
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双子池(2030m)にいったん下ります。
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双子池から大岳へのルートに入ると、いきなり岩ルート
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途中に「天狗の露地」というところがある。
大きな岩の下の白ペンキ「↔」の前を歩いてきました
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お次は白〇ペンキ!足元の岩が不安定そうなので白ペンキの岩をトラバースしましたが、正解は直進でした^^;
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こんな岩道を登ること2時間弱。やっと大岳分岐にたどり着いた。
ここから大岳まではピストン。
岩は嫌いじゃないが、さすがに飽きた(+_+)
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大岳分岐から10分で大岳。
山頂には標識はない。木に書かれた文字も読めない。
それでも、南に八ヶ岳!
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東に荒船山 の景色は見ごたえがある
イメージ 11

大岳は、溶岩の山でした
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大岳(2382m)から北横岳(2480m)に向かいます。
道はなだらかですが、岩には氷がびっしり。
白いところは滑るので避けて通る
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見るにはいいのですが…
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八ヶ岳(手前)&南アルプス(奥)が並んで見える
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北横岳に着きました。誰もいません。
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蓼科山の向こうに穂高連峰
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亀甲池に向かって下ります
普通の登山道です
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亀甲池に水は一滴もありませんでした。
(この時期は一番水が少ないと思う)
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亀甲池から天祥寺平を経由した先は、笹の原っぱです。
ゆるやかな登り。
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大河原峠に戻ってきました。
浅間山とふもとの小諸・佐久の町が見えます。
右の白い大きな塔みたいなのは、建設中の宇宙天文台だそうです。
八ヶ岳のすそ野には、天文台が多いです。
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これで、少しづつつないで赤岳~蓼科山(スズラン峠登山口)の縦走コースを全部歩きました。
あとは編笠山(富士見高原登山口)~赤岳が未踏なのでいつか行ってみたいと思っています。

さて、あとは帰るだけなのですが、まだ最重要ミッションが・・・
それは・・・白樺湖に行って家内をピックアップすること(¬、¬)

無事に合流できて(;^_^A
白樺湖畔の「すずらんの湯」で汗を流して帰りました。




雪の三ッ岳

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2019.1.21

北八ヶ岳の三ッ岳は溶岩の山である。
前々から雪の三ッ岳を一度登ってみたいと思っていたところ、
前日に雪が降ったので、チャンス到来!
奥方を誘うが却下されたので、単独行で決行することになった。

北八ヶ岳ロープウェイの駐車場に車を止めて、
山頂駅(坪庭)までショートカット^^;
積雪はこれくらい・・・
イメージ 1

奥方と一緒に雨池峠をめざす
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奥方と一緒なのはここ(雨池峠)まで。
彼女は縞枯山・茶臼山なので南側に登っていった。
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私は反対方向、北側の三ッ岳方面に行くので、
ここから別行動。

三ッ岳に行くには、まず雨池山に登り、
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そして、雨池山と三ッ岳の鞍部に下る。
今日はラッセルを覚悟していたが、1人のトレースがあった。
結構雪が深かったので少し楽できた(^-^ )♪
イメージ 5

が・・・鞍部から三ッ岳への登りではトレースは関係なかった。
もともと急登の崖道に雪が乗っているので、
どこに足を置いていいのかさっぱりわからない。
キックステップするも、
アイゼンの前爪が引っかかるのは50%ぐらいの確率で、
ズリズリ滑りながら夏道の2倍ぐらい足を動かして・・・
やっと三ッ岳Ⅰ峰に着いた。
 南側に奥方が登っているだろう縞枯山・茶臼山が見える。
イメージ 6

振り返れば、これから行く三ッ岳Ⅱ峰(右)、Ⅲ峰(左)がそびえている。
ここからは樹木がない溶岩の岩稜地帯だ。
雪は強風で飛ばされて岩と岩のスキマに入り、岩は氷の結晶で覆われて先人のトレースすらわからない区間もあった。
イメージ 7

途中で、単独行の男性とすれ違い、簡単な挨拶をかわし
やっとⅠ峰とⅡ峰との間のクサリ場まできた。
もうどこが登山道なのかわからないが、
トレースがあるのでピッケルがあれば楽勝ヽ(~~~ )ノ
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そして、Ⅱ峰に到着
イメージ 9

で、これがⅢ峰への道。
イメージ 10

トレースがあったのは最初だけ。
途中から2人分あるはずのトレースはまったく吹き消され、
夏道の淡い記憶を頼りにビビリながら進む。
が、確信を持って踏み出した1歩でひざ上までハマった。
”間違ったか~”と思って軌道修正したら、
今度は岩と岩の間に胸までハマった。
さすがにこれは焦ったが、ケガもなく抜け出せて
なんとかⅢ峰に辿り着いた。

イメージ 11

Ⅲ峰には先月に反対方向から来ているので若干安心だが、
この先、このルートの核心部=ほぼ垂直壁の鎖場が待っている

これです!
イメージ 12

イメージ 13

夏ならなんてことないこの鎖場も、
今回は、雪+氷+強風。
奥方様を連れてこなくてよかったと思いました。

ここから少し進んだところからⅢ峰を振り返ると・・・こんな山!
ど迫力です( ̄▽ ̄;)!!
イメージ 14

そして、北横岳の分岐
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坪庭を経て
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ロープウェイ山頂駅に戻って、駅の2階で奥方と合流しました。

冬の三ッ岳はアルパインチックでなかなか楽しかったです。













天狗岳 落とし穴ロード

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2019.4.23

標高1600mの我家の周りには雪がない。
でも、標高2000mでは雪がたっぷりという情報がある。
そこで、この時期の1600m~2600mまではどうなっているのか!? 偵察に行くことにした。
(今回はロングコースなので一人散策です)

ルートは、
自宅(1600m)→八方台(1790m)→唐沢鉱泉(1870m)→西天狗岳(2646m)→東天狗岳(2640m)
→黒百合ヒュッテ(2433m)→渋の湯(1850m)→自宅
という徒歩圏最長ルート

八方台へのゆるやかな登りの積雪は少ない
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八方台からの下り(南斜面)はもっと少ない
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唐沢鉱泉の駐車場付近もほぼ雪はない
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ところが、西天狗岳への登山口の橋からはたっぷりの雪
標高1870mでも北斜面の雪は多い。ここでチェーンスパイクを付けた。
(橋の上からの写真です↓)
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天狗岳西尾根の稜線まで(北斜面)は普通に雪道
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稜線上の第1展望台~第2展望台は傾斜はゆるいものの、日差しが当たるので雪もゆるい(-_-;)
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時々、股下まで踏み抜く(;◎_◎)
イメージ 7

雪庇がまだ残っているものの・・・
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こうなると、ラッセルよりもきびしい(@◇@;)
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森林限界を超えると雪は少なくなった
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やっと、西天狗岳に着きました(予定よりずいぶん遅れた^^;)
西天狗岳から見た東天狗岳!思ってたより雪が少ない
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次は逆に、東天狗岳から西天狗岳を望む・・・西天狗岳は雪山です
双耳峰でもずいぶん山容が違う(゜ー゜;)?
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今日は薄曇りだけど、初夏を思わせる陽気で、風もなし。
東天狗岳の山頂で、南八ヶ岳を見ながらカップ麺の昼食を堪能?しました。
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さてここからは下るのみ。
といっても雪庇も残っている程度の雪はあるので、12本爪アイゼンに履き替えます。
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最近雪が降っていないので、トレースがいっぱいです。
東天狗岳からの下りは、雪はそんなに腐っていませんでした。
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中山峠まで下りてきました。
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そして、「黒百合ヒュッテ」を経て、「唐沢鉱泉分岐」まであと少しのところまで来た時のことです。
少し前から、一面雪なのに水流の音が聞こえていましたが、
突如、水が湧き出ていました。雪解け水です。
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その先は水流となり流れています。目が点(・_・;)。
初めて見る『登山道』の光景。
水流に近づくと、水を含んだ雪は底なし沼のように沈む(〃゜д゜;A
登山道は雪解け水に占拠されたので、仕方がなく雑木林に突入!
倒木を避けながら膝上ラッセルでもがくこと約50m
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水の流れに追いついた(^▽^)。
積雪量が多く雪が水を吸収するので、水の勢いが続かないのだ!
ラッセルを強いられたときは日没までに下山できるのかと不安になりましたが
杞憂に終わってよかったです。
 しかし、この雪解け水は登山道を底なし沼に変え、夜に氷点下になれば道をロングスケートリンクに変化させるやっかいなものだと今回初めて知りました( ̄O ̄;)
本当に山は何が起こるかわからない・・・
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で、一難去ってまた一難。
「唐沢鉱泉分岐」にも雪解け沢が・・・llllll(-_-;)llllll
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先に歩いた人は"沼"を強行突破したようです。(登山道はこの雪解け水の源泉の先にあります)
私は左の雑木林をラッセルで突破したが、靴はびしょびしょになった( ̄O ̄;)
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予想だにしないことで時間がかかったが、なんとか明るいうちに渋の湯に着きました。
ここも北斜面なので、12本爪アイゼンで歩けるほどの雪がありました。
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残雪時の八ヶ岳登山!
雪崩は心配ありませんでしたが、『踏み抜き地獄』と『雪解け水』に疲れました。
この時期は特に
時間に余裕をもって行動することが必要ですね!




大峰-大日岳と深仙宿

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2019.6.21~22

前々から気になっていた大峰の”大日岳”と”太古の辻”に行ってきた。
(気にならないぶうままは留守番・・・笑)

大峰の奥駈道のデビューは2001年5月24日に洞川温泉から大天井ケ岳へ登った時。

それから18年間、細切れに歩いて・・・
今回ついに北奥駈道が全部つながりました。

今回のルートは、
十津川村の旭登山口から~

駐車場に車を置いて、出発です。
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尾根に登ってしばらくすると、「大日岳」が見えてきた
・・・めっちゃ尖ってるw(゜o゜)w
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左に釈迦ケ岳(1800m)も見えてきた。
今日は、釈迦ケ岳に登ってから、その右のコル(=深仙の宿)に幕営して、
それから大日岳に登り、その後太古の辻まで行ってから深仙の宿に戻る予定。
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千丈平の手前は、バイケイソウの群生。
このあたりはシカが多いがバイケイソウは食べない。そのうちこの毒草だらけになるかも・・・
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千丈平から20分、釈迦ケ岳に到着。
ここの釈迦如来像は大きい。
この像は大正時代に「オニ雅」が一人で担ぎ上げたという伝説があるが、
現在の像は平成19年に建立されたものらしい。
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天気もいまいちなので、そそくさと深仙の宿まで下山。
(本日の宿泊者は、お堂に1人、小屋に1人、テン泊2人の単独行4人でした。)

お堂に泊まるという自称修験者の方としばらく談笑(なんと熊野本宮からの縦走中とのこと)
そして、テントを設営してから、本日のメイン「大日岳」へGO!!

15分で大日岳との分岐までやってきた
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大日岳に登るには2つのルートがある。
1つは「鎖場ルート」。もう1つが「迂回路ルート」である
大きな看板には「一般登山者は迂回路を利用せよ」との注意書きが・・・(´;ω;`)ウゥゥ
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が・・・その横には、
なんと「自己責任ならOK!」との小さい看板が・・・
それなら・・・ヾ(@~▽~@)ノ
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まず最初がこれ・・・
色褪せた8mmトラロープがあるがヤバそう。
ロープは使わないで登るイメージ 9

ここからが鎖場。上から垂れている鎖が見える。
クラックがあるので2点or3点確保で登ったが、上部のブーメラン石のところは手掛かりも足掛かりもない。斜度50度ぐらいなのでクライミングシューズならスメアリングで確信をもって登れるのだが、今回は登山靴。この登山靴でスメアリングの練習をしていないので100%の自信がない。
仕方がないので片手だけ鎖を持って軽く力を入れて登りましたが、
鎖はしっかりしているものの支点がどうなっているのか不明なので、気持ち悪かったです。
ε=( ̄。 ̄;)フゥ
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その支点ですが・・・こんなふうになってました。
鎖は頑丈なタイプなので当面は大丈夫そうですが、
バックアップの茶色の鎖は役に立たないだろう。
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鎖場を終えると、
ドウダンツツジがたくさん咲いていました。
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さらに少し登ると…人の後ろ姿みたいな影が見えてびっくり(〃゜д゜;
そう、この大日如来像の背後に出たのでした。
大日岳の山頂は狭く、像がすぐそばにあり、付近には誰もいない。
そこで、大声で般若心経を唱えて”にわか修験者”になり、
鎖場ルートを利用したことも”行”ということにしたのでした・・・
これで鎖場登頂も正当化???(笑)
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下りはザイルもないので迂回路。それでも難路。
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さらに10分南下して…太古の辻に到着しました。
これで北奥駈道踏破です(^0^o)(o^0^)
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そして、ベースキャンプ?の深仙の宿に戻って就寝。

翌朝のご来光
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振り返れば、避難小屋&フォークの木、そしてうっすらとお堂(灌頂堂)
なんとも幻想的な静かな朝です。
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今日はあとは帰るだけ。
朝モヤもとれて晴天!
千丈平の下部から古田の森(正面の小高い山)を見渡すと新緑が本当にきれいです。
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登山口まで戻ってくると、土曜日だけあってたくさんの車が駐車してました。
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大峰は独特の雰囲気があって、大好きな山域です。















ライブドアに引っ越します

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2016年7月、スイスで撮った、マッターホルンのモルゲンロートです

引越し先を決めました。
ぶうちゃんママと同じ「ライブドア」に引越そうと思います。

今までと同じように、
ぶうママと一緒のときは、
「六甲山のこのこ日記」http://buuchanmama1359.livedoor.blog/
で、ぶうママがブログを書き、

単独または他の人と一緒のときは、
「六甲山あちこち日記」http://buuchanpapa.livedoor.blog/ 
でブログを作成したいと思っています。

これからもよろしくお願いしますm( __ __ )m






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