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Channel: 六甲山あちこち日記
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大岳・北横岳周遊

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2018.11.16

北八ヶ岳の大河原峠~双子池~大岳~北横岳~亀甲池~大河原峠の周遊を計画したが、家内はこの日蓼科~八子が峰~白樺湖のコースを歩くという。
単独山行になってしまったので、久々にブログをアップしようと思います。

朝、まずは車で家内を蓼科・親湯登山口まで送り、それから蓼科山のすそ野を時計回りに270度走って大河原峠(2093m)に行く。ここが今日の出発点。

出発!左手・双子山方向からの日差しがまぶしい。
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双子山に登る途中にどういうわけかケルンがある。
そこから後立山連峰が見えた。
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双子山(2224m)の山頂はなだらかな草原地帯
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双子山の山頂から、これから登る大岳(左ピーク)&北横岳(右ピーク)が見えます。
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双子池(2030m)にいったん下ります。
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双子池から大岳へのルートに入ると、いきなり岩ルート
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途中に「天狗の露地」というところがある。
大きな岩の下の白ペンキ「↔」の前を歩いてきました
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お次は白〇ペンキ!足元の岩が不安定そうなので白ペンキの岩をトラバースしましたが、正解は直進でした^^;
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こんな岩道を登ること2時間弱。やっと大岳分岐にたどり着いた。
ここから大岳まではピストン。
岩は嫌いじゃないが、さすがに飽きた(+_+)
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大岳分岐から10分で大岳。
山頂には標識はない。木に書かれた文字も読めない。
それでも、南に八ヶ岳!
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東に荒船山 の景色は見ごたえがある
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大岳は、溶岩の山でした
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大岳(2382m)から北横岳(2480m)に向かいます。
道はなだらかですが、岩には氷がびっしり。
白いところは滑るので避けて通る
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見るにはいいのですが…
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八ヶ岳(手前)&南アルプス(奥)が並んで見える
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北横岳に着きました。誰もいません。
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蓼科山の向こうに穂高連峰
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亀甲池に向かって下ります
普通の登山道です
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亀甲池に水は一滴もありませんでした。
(この時期は一番水が少ないと思う)
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亀甲池から天祥寺平を経由した先は、笹の原っぱです。
ゆるやかな登り。
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大河原峠に戻ってきました。
浅間山とふもとの小諸・佐久の町が見えます。
右の白い大きな塔みたいなのは、建設中の宇宙天文台だそうです。
八ヶ岳のすそ野には、天文台が多いです。
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これで、少しづつつないで赤岳~蓼科山(スズラン峠登山口)の縦走コースを全部歩きました。
あとは編笠山(富士見高原登山口)~赤岳が未踏なのでいつか行ってみたいと思っています。

さて、あとは帰るだけなのですが、まだ最重要ミッションが・・・
それは・・・白樺湖に行って家内をピックアップすること(¬、¬)

無事に合流できて(;^_^A
白樺湖畔の「すずらんの湯」で汗を流して帰りました。





雪の三ッ岳

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2019.1.21

北八ヶ岳の三ッ岳は溶岩の山である。
前々から雪の三ッ岳を一度登ってみたいと思っていたところ、
前日に雪が降ったので、チャンス到来!
奥方を誘うが却下されたので、単独行で決行することになった。

北八ヶ岳ロープウェイの駐車場に車を止めて、
山頂駅(坪庭)までショートカット^^;
積雪はこれくらい・・・
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奥方と一緒に雨池峠をめざす
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奥方と一緒なのはここ(雨池峠)まで。
彼女は縞枯山・茶臼山なので南側に登っていった。
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私は反対方向、北側の三ッ岳方面に行くので、
ここから別行動。

三ッ岳に行くには、まず雨池山に登り、
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そして、雨池山と三ッ岳の鞍部に下る。
今日はラッセルを覚悟していたが、1人のトレースがあった。
結構雪が深かったので少し楽できた(^-^ )♪
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が・・・鞍部から三ッ岳への登りではトレースは関係なかった。
もともと急登の崖道に雪が乗っているので、
どこに足を置いていいのかさっぱりわからない。
キックステップするも、
アイゼンの前爪が引っかかるのは50%ぐらいの確率で、
ズリズリ滑りながら夏道の2倍ぐらい足を動かして・・・
やっと三ッ岳Ⅰ峰に着いた。
 南側に奥方が登っているだろう縞枯山・茶臼山が見える。
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振り返れば、これから行く三ッ岳Ⅱ峰(右)、Ⅲ峰(左)がそびえている。
ここからは樹木がない溶岩の岩稜地帯だ。
雪は強風で飛ばされて岩と岩のスキマに入り、岩は氷の結晶で覆われて先人のトレースすらわからない区間もあった。
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途中で、単独行の男性とすれ違い、簡単な挨拶をかわし
やっとⅠ峰とⅡ峰との間のクサリ場まできた。
もうどこが登山道なのかわからないが、
トレースがあるのでピッケルがあれば楽勝ヽ(~~~ )ノ
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そして、Ⅱ峰に到着
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で、これがⅢ峰への道。
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トレースがあったのは最初だけ。
途中から2人分あるはずのトレースはまったく吹き消され、
夏道の淡い記憶を頼りにビビリながら進む。
が、確信を持って踏み出した1歩でひざ上までハマった。
”間違ったか~”と思って軌道修正したら、
今度は岩と岩の間に胸までハマった。
さすがにこれは焦ったが、ケガもなく抜け出せて
なんとかⅢ峰に辿り着いた。

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Ⅲ峰には先月に反対方向から来ているので若干安心だが、
この先、このルートの核心部=ほぼ垂直壁の鎖場が待っている

これです!
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夏ならなんてことないこの鎖場も、
今回は、雪+氷+強風。
奥方様を連れてこなくてよかったと思いました。

ここから少し進んだところからⅢ峰を振り返ると・・・こんな山!
ど迫力です( ̄▽ ̄;)!!
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そして、北横岳の分岐
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坪庭を経て
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ロープウェイ山頂駅に戻って、駅の2階で奥方と合流しました。

冬の三ッ岳はアルパインチックでなかなか楽しかったです。













天狗岳 落とし穴ロード

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2019.4.23

標高1600mの我家の周りには雪がない。
でも、標高2000mでは雪がたっぷりという情報がある。
そこで、この時期の1600m~2600mまではどうなっているのか!? 偵察に行くことにした。
(今回はロングコースなので一人散策です)

ルートは、
自宅(1600m)→八方台(1790m)→唐沢鉱泉(1870m)→西天狗岳(2646m)→東天狗岳(2640m)
→黒百合ヒュッテ(2433m)→渋の湯(1850m)→自宅
という徒歩圏最長ルート

八方台へのゆるやかな登りの積雪は少ない
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八方台からの下り(南斜面)はもっと少ない
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唐沢鉱泉の駐車場付近もほぼ雪はない
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ところが、西天狗岳への登山口の橋からはたっぷりの雪
標高1870mでも北斜面の雪は多い。ここでチェーンスパイクを付けた。
(橋の上からの写真です↓)
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天狗岳西尾根の稜線まで(北斜面)は普通に雪道
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稜線上の第1展望台~第2展望台は傾斜はゆるいものの、日差しが当たるので雪もゆるい(-_-;)
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時々、股下まで踏み抜く(;◎_◎)
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雪庇がまだ残っているものの・・・
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こうなると、ラッセルよりもきびしい(@◇@;)
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森林限界を超えると雪は少なくなった
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やっと、西天狗岳に着きました(予定よりずいぶん遅れた^^;)
西天狗岳から見た東天狗岳!思ってたより雪が少ない
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次は逆に、東天狗岳から西天狗岳を望む・・・西天狗岳は雪山です
双耳峰でもずいぶん山容が違う(゜ー゜;)?
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今日は薄曇りだけど、初夏を思わせる陽気で、風もなし。
東天狗岳の山頂で、南八ヶ岳を見ながらカップ麺の昼食を堪能?しました。
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さてここからは下るのみ。
といっても雪庇も残っている程度の雪はあるので、12本爪アイゼンに履き替えます。
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最近雪が降っていないので、トレースがいっぱいです。
東天狗岳からの下りは、雪はそんなに腐っていませんでした。
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中山峠まで下りてきました。
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そして、「黒百合ヒュッテ」を経て、「唐沢鉱泉分岐」まであと少しのところまで来た時のことです。
少し前から、一面雪なのに水流の音が聞こえていましたが、
突如、水が湧き出ていました。雪解け水です。
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その先は水流となり流れています。目が点(・_・;)。
初めて見る『登山道』の光景。
水流に近づくと、水を含んだ雪は底なし沼のように沈む(〃゜д゜;A
登山道は雪解け水に占拠されたので、仕方がなく雑木林に突入!
倒木を避けながら膝上ラッセルでもがくこと約50m
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水の流れに追いついた(^▽^)。
積雪量が多く雪が水を吸収するので、水の勢いが続かないのだ!
ラッセルを強いられたときは日没までに下山できるのかと不安になりましたが
杞憂に終わってよかったです。
 しかし、この雪解け水は登山道を底なし沼に変え、夜に氷点下になれば道をロングスケートリンクに変化させるやっかいなものだと今回初めて知りました( ̄O ̄;)
本当に山は何が起こるかわからない・・・
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で、一難去ってまた一難。
「唐沢鉱泉分岐」にも雪解け沢が・・・llllll(-_-;)llllll
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先に歩いた人は"沼"を強行突破したようです。(登山道はこの雪解け水の源泉の先にあります)
私は左の雑木林をラッセルで突破したが、靴はびしょびしょになった( ̄O ̄;)
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予想だにしないことで時間がかかったが、なんとか明るいうちに渋の湯に着きました。
ここも北斜面なので、12本爪アイゼンで歩けるほどの雪がありました。
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残雪時の八ヶ岳登山!
雪崩は心配ありませんでしたが、『踏み抜き地獄』と『雪解け水』に疲れました。
この時期は特に
時間に余裕をもって行動することが必要ですね!



大峰-大日岳と深仙宿

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2019.6.21~22

前々から気になっていた大峰の”大日岳”と”太古の辻”に行ってきた。
(気にならないぶうままは留守番・・・笑)

大峰の奥駈道のデビューは2001年5月24日に洞川温泉から大天井ケ岳へ登った時。

それから18年間、細切れに歩いて・・・
今回ついに北奥駈道が全部つながりました。

今回のルートは、
十津川村の旭登山口から~

駐車場に車を置いて、出発です。
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尾根に登ってしばらくすると、「大日岳」が見えてきた
・・・めっちゃ尖ってるw(゜o゜)w
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左に釈迦ケ岳(1800m)も見えてきた。
今日は、釈迦ケ岳に登ってから、その右のコル(=深仙の宿)に幕営して、
それから大日岳に登り、その後太古の辻まで行ってから深仙の宿に戻る予定。
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千丈平の手前は、バイケイソウの群生。
このあたりはシカが多いがバイケイソウは食べない。そのうちこの毒草だらけになるかも・・・
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千丈平から20分、釈迦ケ岳に到着。
ここの釈迦如来像は大きい。
この像は大正時代に「オニ雅」が一人で担ぎ上げたという伝説があるが、
現在の像は平成19年に建立されたものらしい。
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天気もいまいちなので、そそくさと深仙の宿まで下山。
(本日の宿泊者は、お堂に1人、小屋に1人、テン泊2人の単独行4人でした。)

お堂に泊まるという自称修験者の方としばらく談笑(なんと熊野本宮からの縦走中とのこと)
そして、テントを設営してから、本日のメイン「大日岳」へGO!!

15分で大日岳との分岐までやってきた
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大日岳に登るには2つのルートがある。
1つは「鎖場ルート」。もう1つが「迂回路ルート」である
大きな看板には「一般登山者は迂回路を利用せよ」との注意書きが・・・(´;ω;`)ウゥゥ
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が・・・その横には、
なんと「自己責任ならOK!」との小さい看板が・・・
それなら・・・ヾ(@~▽~@)ノ
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まず最初がこれ・・・
色褪せた8mmトラロープがあるがヤバそう。
ロープは使わないで登るイメージ 9

ここからが鎖場。上から垂れている鎖が見える。
クラックがあるので2点or3点確保で登ったが、上部のブーメラン石のところは手掛かりも足掛かりもない。斜度50度ぐらいなのでクライミングシューズならスメアリングで確信をもって登れるのだが、今回は登山靴。この登山靴でスメアリングの練習をしていないので100%の自信がない。
仕方がないので片手だけ鎖を持って軽く力を入れて登りましたが、
鎖はしっかりしているものの支点がどうなっているのか不明なので、気持ち悪かったです。
ε=( ̄。 ̄;)フゥ
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その支点ですが・・・こんなふうになってました。
鎖は頑丈なタイプなので当面は大丈夫そうですが、
バックアップの茶色の鎖は役に立たないだろう。
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鎖場を終えると、
ドウダンツツジがたくさん咲いていました。
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さらに少し登ると…人の後ろ姿みたいな影が見えてびっくり(〃゜д゜;
そう、この大日如来像の背後に出たのでした。
大日岳の山頂は狭く、像がすぐそばにあり、付近には誰もいない。
そこで、大声で般若心経を唱えて”にわか修験者”になり、
鎖場ルートを利用したことも”行”ということにしたのでした・・・
これで鎖場登頂も正当化???(笑)
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下りはザイルもないので迂回路。それでも難路。
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さらに10分南下して…太古の辻に到着しました。
これで北奥駈道踏破です(^0^o)(o^0^)
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そして、ベースキャンプ?の深仙の宿に戻って就寝。

翌朝のご来光
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振り返れば、避難小屋&フォークの木、そしてうっすらとお堂(灌頂堂)
なんとも幻想的な静かな朝です。
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今日はあとは帰るだけ。
朝モヤもとれて晴天!
千丈平の下部から古田の森(正面の小高い山)を見渡すと新緑が本当にきれいです。
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登山口まで戻ってくると、土曜日だけあってたくさんの車が駐車してました。
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大峰は独特の雰囲気があって、大好きな山域です。















ライブドアに引っ越します

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2016年7月、スイスで撮った、マッターホルンのモルゲンロートです

引越し先を決めました。
ぶうちゃんママと同じ「ライブドア」に引越そうと思います。

今までと同じように、
ぶうママと一緒のときは、
「六甲山のこのこ日記」http://buuchanmama1359.livedoor.blog/
で、ぶうママがブログを書き、

単独または他の人と一緒のときは、
「六甲山あちこち日記」http://buuchanpapa.livedoor.blog/ 
でブログを作成したいと思っています。

これからもよろしくお願いしますm( __ __ )m


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